チラシの作り方と集客に繋げる方法【教室運営者向け】

チラシを作りたい人「チラシを作って近隣の方々を集客したい。なるべく費用も抑えてチラシ制作をしたいのですが、どのようなサービスを利用すればいいんだろう?経験者のオススメを聞きたいです。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・チラシの作り方
・チラシの配布方法
・集客に繋げるコツ

この記事を書いている僕は、 2008年からネット通販で起業後2017年から陸上選手と共に陸上教室の運営を開始し現在(2020年1月)3つの教室を運営しております。すべてゼロから集客をしてお客様にご入会いただいております。

今回は「チラシの作り方と集客に繋げるコツ」を解説していきます。 実例をお見せしつつ解説するので、初心者の方でも実践できるはずです。チラシを効率良く作成して集客に繋げて参りましょう。

チラシの作り方と集客に繋げる方法

チラシの作り方

無料デザインサービス「Canva(キャンバ)」でデザインして、オンライン印刷サービス「ラクスル」で印刷する。

手順1.企画する
手順2.デザインする
手順3.印刷する

くどくど説明する前にこの記事でご紹介する方法で実際に200名(5000部1万円程の印刷代)のお申込みがあったチラシ例をお見せします。(クリックで拡大可能)
所要時間は30分程度でデザイン費用は0円です。プロに頼めばもっと集客効果の高いデザインにすることは出来ますが、どれくらいお客様が来てくれるか分からない状態で費用を掛けてしまうと集まらなかった時にとても痛いですよね。必要なことが適切に記載されていれば特別なデザインにしなくともお客様には伝わります。

手順1.企画する

「5W1H」When(いつ)Where(どこで)Who(誰が)What(何を)Why(なぜ)How(どのように)が基本です。また、「ペルソナ」(ターゲットとなる顧客像)をイメージして想定しているお客様が何を求めているのかも予め考えておくと良いです。
かけっこ教室の場合、いつ=開催日時、どこで=開催場所、誰が=講師、なぜ=かけっこが速くなるコツ、どのように=レッスン内容となりますね。
上記チラシ例の場合、「カッコよさ」が伝わることを優先したので、英語の見出しや白黒の写真で作成しましたが(それ自体に効果は関係ない)、教室の理念やコンセプトに合わせて「安心感」を与えるイメージ、「誠実さ」を伝えるイメージ等によって写真や色合いは変えてください。

手順2.デザインする

PhotoshopやIllustratorというプロも使っているソフトがありますが、使い方をマスターするまでかなり勉強が必要です。この記事をご覧いただいている方は教室運営をメインにされているはずですので、なるべく直感的に作業ができる以下サービスがおすすめです。

  • Canva(キャンバ)
    無料テンプレート、無料の写真素材イラスト素材が揃っていて目的別に簡単にチラシデザインが出来ます。先程紹介したチラシも無料プランを使って作成しました。使える素材が増える有料プランもありますが無料プランでも問題ありません。
    ※上記紹介用リンクとなってますのでこちらからご利用いただくと有料素材購入で使えるポイントがお互いに入るのでよろしければどうぞ♪

手順3.印刷する

おすすめオンライン印刷サービス

「チラシ 印刷」で出てくる大手2社です。どちらも安く印刷できる便利なサービスですので入稿時の操作性など使いやすい方でOKです。
いずれも部数と納期に応じて価格が変わりますので期間に余裕を持って注文すると良いです。

  • ラクスル
    テレビCMでもおなじみのネットから注文できる印刷サービス。
  • プリントパック
    ユーザー数業界No.1。僕も良く使ってます。

チラシの配布方法

広告というものはお金を掛けようと思えば際限ありません。チラシも同様です。またお金を掛けたからといって必ずしも効果が出るとは限りません。
そこで大切な考え方は「効果測定」を必ずすることです。いくらお金を使ってどれだけお問い合わせ又は入会があったのかを検証してください。
それでは基本的な配布方法と応用パターンをご覧ください。

基本1.手配り
基本2.ポスティング
基本3.新聞折込
応用編.学校訪問

基本1.手配り

駅前などでチラシを配る方法です。対象となるエリアの通学路も効果的です。注意点としては、警察の許可を取る必要があることです。手間が掛かるのと効果が出るまで地道にコツコツやっていく必要があります。

基本2.ポスティング

狙った地域に配布できる方法です。低学年が対象なら新興住宅地や新しいマンションなど重点的に配るのが効果的です。最近はポスティング禁止のマンションも多いのでその場合は許可を取って配布しましょう。

基本3.新聞折込

費用が掛かる反面手間なく配布できる方法です。配りたいエリアの新聞配達店にチラシ折込したい旨を連絡すれば対応してくれるはずです。配布エリア・費用が納得できれば後はチラシを持ち込むだけです。上記ネット印刷の場合配達店に直送の手配も可能です。

応用編.学校訪問

陸上教室の強みとして学校教育と深く関係している点が挙げられます。この強みを活用できると例えば学校でチラシを配布していただくといったことも可能です。地域や市町村によって考え方や対応が異なるので一概には言えませんが、教室運営者の方で学校と接点があるなら一度相談してみるのもアリです。

集客に繋げるコツ

あなたがチラシを受け取った場合、そのお店やサービスをすぐに利用しますか?
興味がなければすぐにゴミ箱行き、興味があったとしてもまずはスマホで検索して調べたりしますよね。知名度がゼロの状態ならなおさらです。興味がない人にはまず興味を持っていただく。興味がある人に利用してもらうためにはまず体験していただく。体験していただいた人が満足していただくことでやっと入会に繋がります。
この流れを意識して計画を立てて効果測定を行い、効果が高かったことはそのまま継続、効果が低かったことは改善する。この繰り返しです。

成功例)チラシデザインを自分でチラシ印刷代が20,000円の場合
仮に10000部配って200名のイベント申し込みがあって、体験会開催後200名のうち10人が月謝5,000円のコースにご入会いただけたとした場合。
20,000円の経費で毎月50,000円の売上となります。陸上教室を一人で運営している場合仕入れや固定費はほとんど発生しないので売上の大部分が利益となります。20,000円の費用はすぐに回収できる計算となります。
この流れが出来ると配布部数を増やすことでさらなる集客を見込めます。

失敗例)チラシデザイン外注で30,000円チラシ印刷代が20,000円の場合
仮に10000部配って100名のイベント申し込みがあって、体験会開催後100名のうち3名が月謝5,000円のコースにご入会いただけたとした場合。
50,000円の経費で毎月15,000円なので回収に4ヶ月掛かります。4ヶ月で黒字化するなら優秀な方ですが改善の余地はありそうですよね。やればやるだけお金が先に出ていくのであまりおすすめな方法とは言えません。
改善案として、
・チラシデザインは無料のサービスを使う
・配布した場所や属性を改善してより多くの申し込みをいただけるようにする
・体験会の内容を見直してより多くの入会希望をいただけるようにする
この様に、効果測定を出来る限り細分化して行うことで原因を予測して改善を図ります。

チラシを配ること自体は間違いでありませんが、手順を精査してひとつひとつのクオリティを高めることが利益に繋がります。
利益を出さなければ教室運営を持続できませんので上記をご参考により良い教室運営を目指していきましょう。

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